セルフリライアンス〜もっと自分を好きになる方法

自己受容ナビゲーター。元アパレル勤務のアラフォーこじらせ女子・ミサキの、ダイエット、ファッション、メイク、ボディコンディショニングなどの体験記。コンプレックスを克服するためのライフハックなど。

人を巻き込む「情熱」の正体とは~モデルとしてのサムライフィルム

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こんにちは、自己受容ナビゲーターのミサキです。
先日、「遊び」についてこんな記事を書きました。
misakinha.hatenablog.com



この中で紹介した、スタントマンから殺陣を習って撮影してもらう、Samurai Film Fightingのことをご紹介しました。


そして、ついに私のサムライムービーが完成しました!


Samurai Film Fighting in Haneda MisakiYamauchi


どうですか?
なかなかうまく撮れてませんか?


すごく大変だったし、オプションプランでつけた側転がひどかったけど、映像ではいい感じに編集されてました。監督さすが!


最近、このサムライフィルムに関わる活動が増えました。
来月の撮影では、ヘアメイクを担当することになり、ご縁を感じます。


このプロジェクトは本当にすごい。
「情熱は、人を巻き込む」ということを、こんなに鮮やかに見せてもらったのは久しぶりでした。

でも、「情熱」ってどこからくるものなのでしょう?
自分だけでなく、他人をも動かす力のある「情熱」の正体って、一体何なのでしょうか?

情熱は、自分を知っている人しか生み出せない


「なりたい自分」
「本当にやりたいこと」


これらは自分でわかっているようで、案外掴みきれていないことが多いです。
あるいは、あえて自分で気づかないふりをしてることもあります。


なぜならそれを知ってしまったら、変わらざるを得ないから。


変わることは痛みを伴います。
大抵の人は痛みを嫌い、不満を口にしながら変わらないことを選んでいます。


「こんな仕事、やってらんない」
「友達なんか、別に少なくていい」
「どうせブスだし、モテなくても仕方ない」


文句。諦め。
「そんなに嫌なら、変わればいいのに」と傍目には見えるのに、不満を言いながら変わらない人たち。

でも、この人たちにそれを指摘すると、多分怒るでしょう。


「やめられるなら、とっくにやめてるよ!」
「だってこんな性格じゃ、友達なんか増えないよ」
「美人に生まれなかったんだから、しょうがないじゃない!」


厳しいようですが、これらは言い訳です。

仕事を辞めても生きていく方法はいくらでもあるし、友達が増える性格に変えることも出来る。
美人じゃなくても「美人風」になることは可能ですし、そもそも美人じゃなくてもモテる人はたくさんいるのです。
(ただし、精神的に追い詰められ、ほとんど病んでいる状態では、「言い訳」とは言えないかもしれません)


ところが、本当に「なりたい自分」「やりたい事」がわかっている人は、言い訳しません。
そこに近づくために、努力を惜しみません。


この「努力しようとする姿勢」こそ、情熱の正体です。
だからこそ自分を知っている人にしか、情熱を生み出すことは出来ないのです。

強い情熱は、人を巻き込む

情熱の熱量は、どれだけ自分を掘り下げられたかによって変わります。


なぜ、それがやりたいのか。
なぜ、そうなりたいのか。


自分がなぜそう望むのかを、しっかりと掴めるかどうか。


これが、案外難しいのです。


例えば
「雇われない生き方をしたいから、独立する」
という場合。
なぜ雇われない生き方がしたいのか?
ここをどこまで掘り下げられるかが重要です。


「独立って、なんかカッコいい」
「会社に通うのが嫌だ」
「独立したら、自由な時間が増えそう」


この程度の動機では、大した情熱は生まれません。


「独立しないと出来ない仕事をして、世の中を変えたい」
「会社に通うよりも、自由に動けた方が、もっと色々な事が出来る」
「時間を自分でコントロールしてメリハリをつけることで、もっと仕事が出来る」



最低でもこの位の熱量がなければ、そもそも独立自体が成功しません。
逆に、これらの事を強く願い、それを叶えるために動いている人のパワーは凄まじく、その熱量は本人が意図せずとも周りを巻き込んでいくのです。



情熱が巻き込むモデルケースとしての「サムライフィルム」

冒頭で書いた「Samurai Film Fighting」
今回お客として参加してみて感じたことは、多くの気づきになりました。

この企画、プロスタントマンとサムライ体験という内容ですが、細かく説明してみます。

Samurai Film Fightingの流れ

監督は「ラスト・サムライ」や「バイオハザード」、「るろうに剣心」などに出演している世界的スタントマンの佐藤健司さん。
スタントだけでなく、アクション監督としても活躍されているそうです。


会場に着くと、まず剣士の衣装をレンタルし、着付けてもらいます。
その後、佐藤監督による殺陣指導。
教わった内容を、実際のスタントマンと練習します。
大体出来るようになったところで、監督の指示に従って何カットか撮影。
希望により、規定のカット+オプションカットをその場で作ってもらいます。
私の場合「側転を入れたい」というオプションを付けたので、追加アクションをその場で監督につけてもらい、さらに撮影。
全カット撮ったら、当日はここでクランクアップ。
後は約3週間後、撮影シーンを監督が編集したショートムービーが納品されて終了です。


撮影日の拘束時間は約4時間。
1グループあたり5人程度のお客で行います。

お客は5歳〜80代までと幅広く、運動経験ゼロという人も少なくありません。
でも、どんなお客でも、カッコよくて美しい映像が出来上がるのです。


全くの初心者に、殺陣を仕込む。
普通に考えたら、とても出来そうにない作業です。
しかも、表情の演技も指示されます。
当然、なかなか出来るようになりません。
それでも、形になるまで何度でもやるのです。
強い叱責はされませんが、半端は許さない厳しさがあります。
佐藤監督はお客が嫌にならないよう、うまく鼓舞しながら、納得できるまでテイクを重ねさせるのです。

後で聞いた話では、出来なくて泣き出す女の子もいたのだとか。
それでも、監督は妥協しなかったそうです。
結果、クランクアップの後、その子は達成した感動でまた泣いてしまったそうです。

周囲を巻き込むチカラ

単なる観光的なサムライ体験ではなく、ショートムービーという作品作りを体感できるのがSamurai Film Fighting。
一人でも多くの人に、その楽しさや、厳しさの向こうにある達成感を知って欲しい。

そんな佐藤監督の情熱は、参加者に確実に伝わります。
そのため、体験したお客から「何か出来ることがあったら手伝います」という声が絶えません。
撮影場所の提供を申し出る人、企業とのコラボを紹介する人、着付けを手伝うという人・・・。
様々なお客がサポーターとなって、ますます大きくなろうとしています。
私もその一人として、ヘアメイクに入ることになったのです。


お客様に愛されるだけでなく、お客様が仲間になって育てていく。
こんなに理想的なビジネスモデルはとても珍しく、ここまで大きな規模で周囲を巻き込んでいくプロジェクトは見たことがありません。


http://samurai-film.com/



情熱を生むには、自分の棚卸しから

一生懸命やっているのに、人も結果もついてこない・・・。
そんな時は、まず自分の棚卸しから始めましょう。



本当に自分がやりたいことは?
本当に自分がなりたい姿は?
その動機は?



掘り下げていくと、もしかしたら醜い自分が現れるかもしれません。



「きれいごと言ってるけど、本当は働きたくないからお金持ちになりたいだけ」
「かっこつけて独立って言ってたけど、成功して自慢したいだけ」



もしかしたら、こんな自分の本質を見つけてしまうかもしれません。


でも、それでもいいのです。


大事なのは、そこで止まらず、更に掘り下げること。



「働きたくないのは、趣味の時間を好きなだけ取りたいから」
「自慢したいのは、自分に自信がないから」
「怠けたいのは、仕事が全然面白くないから」



まだまだ掘り下げます。



「趣味の時間を好きなだけ取れるような、短時間で利益が出る仕事ならやってもいい」
「自分に自信がつくなら、独立という手段でなくてもいいのでは?」
「心から面白い仕事なら、怠けようとは思わないかも」



ここまでくれば、もう少し。
自ら動けば、きっと「本当になりたい自分」にたどり着けるはずです。

情熱に触れてみることで、ヒントに繋がる

しかしながら、自分の棚卸しという作業は本当に大変なこと。
自分の本音にたどり着くまでに、何枚ものベールを剥いでいかなければなりません。
その作業は困難で苦しく、一人きりで行うのは強い意志が必要です。


でも、もう少し簡単に本質にたどり着く方法があります。


それは、情熱を持つ人と関わってみること。
強い熱量に触れることです。


情熱は、人を巻き込み、さらに人を変える力を持っています。
あなたの周りに、そんな情熱を持つ人はいませんか?


もしどうしても見つからなければ、誰かスポーツ選手などをずっとチェックし続けるという方法もあります。
あなたか気付かないだけで、情熱によって動いているものはたくさんあるはずです。


もしそれでもピンとこなければ、ぜひSamurai Film Fightingに参加してみてください。
きっとあなたの中に眠る情熱が、目を覚ますはずです。
サポートスタッフとして、いつでもお待ちしております!
(私宛にお問い合わせいただいても結構ですので、「お問い合わせ」からご連絡くださいね)

samurai-film.com



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