セルフリライアンス〜もっと自分を好きになる方法

自己受容ナビゲーター。元アパレル勤務のアラフォーこじらせ女子・ミサキの、ダイエット、ファッション、メイク、ボディコンディショニングなどの体験記。コンプレックスを克服するためのライフハックなど。

死にたくなる理由〜アダルトチルドレン、私の場合⑤

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こんにちは、ミサキです。




たまに、死にたくなることがある。


とはいっても、行動に移したことはない。
せいぜい浅くリスカするとか、刃物を持って死ぬと脅すとか、そんな程度だ。
こんなものは「死のうとしてる」うちには入らない。
どちらかというと「私なんかいらない」という感じに近い。



では、何でこんなことになるのか。



きっかけはいつも、本当に大したことではない。
共通しているのは、自分が心を傾けている人から、何かを指摘されたり、咎められたりした時。
相手は恋人だったり、先生だったり、色々だ。
ひどく怒られるというのではなく、相手が自分のためを思って、ちょっとたしなめる程度のことがほとんどだと思う。


それなのに、そんな時はいつも、私はひどく過敏に反応してしまう。
まるで自分の全人格を否定されたように感じるのだ。
些細なことであればなおさら、そんなことにも気づけなかったことが致命的に思えてしまう。


私なんか、いらない。
この世に、無駄な存在。
人に迷惑ばかりかけて、生きてても邪魔なだけ。


そういう気持ちで、胸がいっぱいになる。



かといって、実際に死のうという気力がない。
本気で死のうとすれば、それはかなりのエネルギーを使わねばならず、そこまでのエネルギーがない。
だからジタバタと適当に暴れて、この悲観でいっぱいになった心を誰かにぶちまけては、どうせ私なんか一人で生きるしかないんだと言って泣く。
迷惑この上ないし、言った方はまさかそんなつもりじゃないから、ただ驚いて困惑するばかりだ。
言われた人のことを思うと、本当に気の毒でならない。



そういう時、いつもよぎる考えがある。
親が死ぬまで生きる。
親が死んだら、私も死ぬんだ。
だって、私が死ぬことを本当に悲しむのは親だけだから。
あの人たちを、悲しませたくない。



私の13歳年上の兄は、もともと病弱に生まれ、26歳で死んだ。
脳溢血で、あっけなかった。
当時中学生だった私は、兄の死そのものよりも、焼き場で泣く両親を見たことのほうがつらかった。
子に先立たれる、親の悲しみ。
この人たちに、もうこんな思いを二度とさせてはいけない。
私はその時、無意識にそう決意したようだ。



だけど一方で、私がことあるごとに無価値感の発作に襲われ、死にたいと取り乱す原因もまた、おそらく両親なのだ。
兄と、やはり年の離れた姉がいるが、この二人は両親にとって手がかかる子供だった。
幼い私は、それを敏感に感じ取り、出来るだけ手がかからないように振舞った。

他にもいろいろ原因はあるが、こうして典型的なアダルトチルドレンになった私は、大事な人の迷惑にならないようにと思うあまり、
冒頭のように爆発してしまうことがあるのです。

misakinha.hatenablog.com

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まるで爆弾のような私。

しかも、大事に思う人にだけぶつけてしまうという厄介な爆弾なので、まともな人間関係が築けない。
自分を信用できないから、人のことも信じられず、些細な言葉が裏切りのように思えてしまう。


ウンザリする。心底。


随分とメンタルトレーニングをしてきて、だいぶマシになってきていたのだけど、やはりまだ発作的に現れてしまう。
こうして冷静になれば、その原因もわかるのだけど、感情に支配されてしまうと頭の中が暴風雨のようで、正しい回路が見つけられなくなってしまう。


もっと、自分を受け入れたい。
もっと、自分を信用したい。
もっと自分を好きになって、自分と同じように人を好きになりたい。


今はただ、そのために日々覚悟を決めるしかない。
今までしてしまったことは、もう取り返しがつかないかもしれないけど。
40年近く私を縛ってきた鎖の強固さに、今はただ、ため息をつくばかりだ。




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