ダンスするように生きる~アドラー心理学「嫌われる勇気」を読んで①
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こんにちは、ミサキです。
昨日、アドラー心理学を解説した「嫌われる勇気」を読了しました。
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- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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以前、「頑張る」は逃げ道かもしれない」という記事を書いたとき、コメントでおすすめされたのがきっかけで読み始めました。
コメントくださった「通りすがり」さん、ありがとうございます!
misakinha.hatenablog.com
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さて、それにしても大変な本に出会ってしまいました。
読み終わって思いました。
私が今までやろうとしてたあらゆるワークの根本はこれだったのか!!
何となくアドラーの名前はチラチラ目に入ってはいたのですが、そういうことでしたか・・・。
なぜ、今、アドラー心理学が人気なのか
書店では平積みのコーナーが設けられたり、今月からはなんと「嫌われる勇気」がドラマ化するそうです。
www.fujitv.co.jp
そもそもアドラーとはどんな人物なのか。
アルフレッド・アドラー(Alfred Adler、ドイツ語発音: [alfreːt aːdlɐ](アルフレート・アードラー)、1870年2月7日 - 1937年5月28日)は、オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。ジークムント・フロイトおよびカール・グスタフ・ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人。
アルフレッド・アドラー - Wikipedia
オーストリア出身の精神科医、心理学者。
フロイトとの共同研究者としての関係を経て、まったく新しい理論に基づく「個人心理学」を創始。
日本では、その創始者の名をとって「アドラー心理学」と呼ばれることが多い。
http://book.diamond.ne.jp/kirawareruyuki/aboutadler/
フロイトやユングの名前は、心理学門外漢の私でも知っていますが、アドラーについては名前を聞いた事がある程度。
彼らと同じ時代を生きた、一世紀以上前の人なのです。
「アドラー心理学」のポイントはいくつかありますが、今まさに「アドラーブーム」というくらい人気がある理由は、これだと思います。
「嫌われる勇気」からいくつか引用してみます。
「他者の期待など満たす必要は無い」
現代はSNSで誰もが発信できる時代。
「いいね!」や「ふぁぼ」(最近はらぶりつって言うんでしたっけ?)の数を気にするのは日常茶飯事。
私もまた、その一人です。
でも、そんなのはっきりいって「それがどうした」なのです。
人が気に入ろうが何だろうが、そんなの関係ない。
気に入るのはその人の勝手です。
気に入られるかどうかばかり気にするのは、他人の期待を満たす事に執着してるということ。
でも、人から認められたいと思う気持ちはどうすればいいのか?
そこで「課題の分離」という考え方が出てきます。
期待することは、他人の課題であって、私の課題ではない。
ならば、そこは明確に境界線を引こうというのです。
他者の課題には介入せず、自分の課題には誰一人介入させない。
バッサリ。
でも、確かにその通り。
私の何かを他者が気に入るかどうかは、私の問題ではないのです。
それなら、気にする事なんかない。
多分この発想が、時代にフィットしたのではないかと思います。
その事を言及する特番も、昨年放送されたようです。
「頑張るは逃げ道」はアドラー的思考だった!
「嫌われる勇気」を読むきっかけになったコメントを頂いた記事で、私はこんな事を書きました。
目標に届くための手段として「頑張る」を選んでいるとしたら、
「頑張っても永遠に目標に届かない」とわかった時点で、手段を変えるべきなのです。
本気で「頑張りたい」人は、頑張ることを目標達成ツールとは考えていません。
ただ、やりたいからやってるだけ。
さらに「達成感の罠」という記事では、こうも書きました。
やりたいことの通過点としての目標であること。
そして、「嫌われる勇気」ではこんな言葉が。
どこに到達したのかを線で見るのではなく、どう生きたのか、その刹那を見ていく
人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。
目標など、なくてもいいのです。「いま、ここ」を真剣に生きること、それ自体がダンスなのです。
偶然?それはわかりません。
でも、言ってることがほとんど同じ趣旨です。
「目的達成のために頑張る」という生き方は、達成にいたるまでの日々はいわば日陰の日々になります。
しかし、「やりたいからやる」「いま、ここを真剣に生きる」ということは、日陰になる瞬間はありません。
毎日を充実させ、幸せに生きるには、この発想が肝になります。
自分でも気づかないうちに、アドラー的思考をし始めていたのです。
これは多分、取り組んできたワークそれぞれがアドラーの影響を受けているからでしょう。
セドナメソッドも、アダルトチルドレンを克服するワークも、何らかのアドラー的影響がみられます。
気づかないうちに、アドラー心理学に触れ、取り込んできたのです。
misakinha.hatenablog.com
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何度も読み込むべき本
自己肯定感が極度に低い私にとって、「嫌われる勇気」のクライマックスに書かれる「自己受容」のあたりは、もう少し読み込みが必要だなと思いました。
でも、この部分の考察は、また改めて。
自分の中でもう少しまとまってから、改めて解釈を記事にしていきたいと思います。
あと個人的に気になっているのは、「ダンスをするように生きる」という表現。
村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」や「神の子どもたちはみな踊る」のことを思い出しました。
読み直してみようと思います。
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いずれにせよ、アドラー心理学を身につけるには、今まで生きてきた半分の時間が必要らしいので、私の場合は60歳までかかります(笑)
腰を据えて、しっかり取り組んでいくつもりです!
続編「幸せになる勇気」も読まなくては!
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