誰かに許されたい~アダルトチルドレン、私の場合③
こんにちは、ミサキです。
昨日辺りから、どうも心身の調子がよくありません。
寛解しつつあった腿の湿疹が再発し、自家感作性皮膚炎(掻くと広がる)を起こしかけている。
同じく、ほぼ治まっていた咳が再発。
目の周りの肌荒れ。
首・肩・背中のこわばり。
おなかが重い感じ。空腹なのに、膨満感。
寒気のような感じ。(でも、風邪ではない)
様々なケアにこの一年余り取り組んできて、ようやく色々良くなってきたのに。
おそらく、精神的な不調が一気に身体に表れたのだと思います。
自信を失う
ここのところ数々のワークや気づきを得るための活動を続けてきました。
その一部はこのブログで綴った通りです。
そのワークの一環で、自信を失う出来事に直面しました。
AC克服のためのワークを含め、長年当たり前に思っていた価値観や考え方の癖は、そう簡単に改善しません。
進んだと思えば、また元に戻り。
行きつ、戻りつを繰り返し。
それでも前に進んでると信じてたのに。
そんな歩みは、他人からは全く変化がないように見えるらしく。
何も変わってないと、言われてしまいました。
私は私なりに頑張ってきたつもりだったのですが。
発言者にとっては、そこまで強い言葉ではないのでしょう。
でも、私にはそう聞こえてしまった。
そう聞こえてしまったことが、私にとっての事実になってしまうのです。
ACは心の風邪が慢性化した状態
よく「うつは心の風邪」といいますが。
アダルトチルドレン(AC)にとっては、風邪が慢性化して抵抗力が弱っているのが普段の状態といえるでしょう。
抵抗力が弱っていると、常在菌が原因でも病気になってしまうように、なんでもない人には害のない言葉も、ACにとっては鋭い矢のように刺さってしまうのです。
前向きを促す言葉は、後ろ向きな自分を非難しているように聞こえ。
一つのことが出来ないだけで、全て無駄だったように感じ。
思い込みだと言われても、感じてしまった痛みは傷として生々しく自分を痛めつける。
あらゆる思考が自己否定しか生まず。
生きていくことがとても厳しく感じ。
かといって人生を終わらせるような思い切りもなく。
ただ毎日がツライと言って泣くことしかできなくなる。
こんなループから早く抜け出したくてワークに取り組んできたのに、まるで振り出しに戻ったかのような無力感に打ちひしがれています。
誰かに、許されたい
心理カウンセラーの心屋仁之助さんをご存知ですか?
ブログで救われる言葉ををたくさん発信して下さっているので、つらくなると読んでは勇気を貰っているのですが。
心の風邪というキーワードが頭に浮かんで、調べてみるとぢんさんのブログが出てきました。
ameblo.jp
これはうつの治し方についてのエントリーですが。
中でも、この言葉が刺さりました。
「ガマン」して「ガンバ」っていることを
「自分が」「自分を」「責めて」いることを
ひとつひとつ
許していくこと。
頑張ることは、今のままじゃダメだと思っているということ。
それを、「これでいいんだ」と、ひとつずつ許していくこと。
そうやって自分を許すことで、自分を肯定していく。
肯定することで、色んなものを手放していくこと。
ぢんさんのブログからのメッセージは、緩やかに気持ちを落ち着けてくれます。
ACは、自分にダメ出しし続けます。
どんなに頑張っても、まだ至らない所を執拗に探し出し、自分を責め続けます。
ストイックといえば聞こえがいいけど、どこまでやっても承認されることがない渇望から抜けることが出来ません。
それなら、一度許してしまえばいい。
昨日紹介した「アダルト・チャイルドが自分と向きあう本」では、ワークの作業手順の中に「感情を分かち合う相手を見つけて下さい」という「約束」が出てきます。
- 作者: アスク・ヒューマン・ケア研修相談室
- 出版社/メーカー: アスク・ヒューマン・ケア
- 発売日: 1997/03/01
- メディア: 単行本
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誰かと分かち合う。
一人で自分を責め続けてきたACにとって、誰かの存在は不可欠です。
一人きりで出来るなら、とっくに解決してるはずなのです。
許されたい。
よく頑張ってきたねって、労ってほしい。
そのままでいいんだって、誰かにそっと、許されたい。
そうされることで、何かが変わりそうな気がするのに。