自分をオープンにするために、心のブロックを外すということ
misakinha.hatenablog.com
昨日のブログで「主張することでチャンネルの合った人を引き寄せる」という記事を書きましたが。
今朝、twitterでこんなブログがリツイートされてきました。
ibaya.hatenablog.com
そうだよなと、つくづく。
要約すると、こういうこと。
「マッチ売りの少女」はなぜ死ななければならなかったのか。
もしも少女が「マッチを買ってください」ではなく「誰か助けてください」とお願いしていたら、寒空の下で死ぬことはなかったのではないだろうか。
自分をオープンなものにしている限り絶対に死なないはずだ。
(なぜ少女がそう言えなかったのかの考察については、元ブログをご覧ください)
生死に関わるかはともかくとしても、「自分をオープンにする」≒「主張する」と私は思う。
なぜ主張できないのか
先ほどのブログを書く坂爪さんも元ブログで書いていることですが、主張が出来ない人は世の中に結構いるし、
私もそうだったと思う。
主張が出来ない理由として、「人と波風立てたくない」とか「こんなこと言うのは恥ずかしい」「みんな大変なのに、自分ばっかり言えない」とかあると思う。
これがさらに進んで「こんなこと言ったら嫌われる」「甘えてると思われる」「こんなこと思う自分は我慢が足りない」となってしまう。
少なくとも私はそうだったし、実際に少し主張してみたら「努力してるのは自分だけだと思うな」「頑張ればいいと思ってるの?」と叩かれてしまったことがあり、それ以来言えなくなってしまった。
でもそれは、結果として自分にかかっているブロックを強めただけで、本当は苦しいと思ってることを、もっと言うべきだった。
なぜなら、結果としてもっと頑張らなきゃいけなかったとしても、その時「苦しい」「頑張ってるのに」と思ったマイナスの感情を開放しなければ、
「どうして苦しいのか」までたどり着けない。
その苦しみの原因が何なのか、それがわからなければ取り除くこともできないのに、「苦しいって思っちゃいけないんだ」と我慢してしまったら、
全然解決にならず、余計苦しいだけ。
苦しさを我慢で誤魔化して、それが晴らせない恨みのようなものばかりが胸に積もって、気づいた時には自分で身動きがとれなくなってしまう。
がんじがらめの中で、何も主張できないまま、自己完結的な恨みでものを見るようになり、「どうせ私なんか」といういじけた私が出来てしまった。
この状態ではとても人とうまく関わることは出来ず、なにか人間関係で悩むたびに苦しい気持ちになってしまっていたのです。
ブロックを外していくこと
私の場合、ある出会いでそれに気づくことが出来ました。
気づいてみたら、どうしてこんなにいつも苦しかったのか、やっとわかりました。
ブロックの外し方は、主張すること。
主張、と言うのは強すぎるかもしれませんが、自分の感情を素直に表に出して、表現するということです。
相手に対する不安や疑心暗鬼を持つ前に、あるいは事象に勝手な自己解釈を加えてしまう前に、まずは言うなり書くなりしてみること。
これ、初めは怖いです。
だって、嫌われるかもしれない。
でも、本当に?
本当に嫌われると思いますか?
言えないうちは、「マッチ売りの少女」と同じです。
今までやらなくちゃいけないと思っていた「マッチ売り」を繰り返すだけ。
でも、少女が「助けて下さい」って言ったら?
それでも少女は無視され続けますか?
そんなことはないはずです。
必ず誰かが手を差し伸べるはず。
あなたの場合も同じです。
嫌われたりなんかしないし、もし嫌う人がいても、必ず助けてくれる人は現れます。その方が大事ですよね?
主張したあとは、冷静になること
思いを主張して吐き出すことができると、心が穏やかになります。
そうしたら、次に冷静に事象を見つめましょう。
何故つらかったのか、悲しかったのか。
その先に相手がいるなら、その人はどう思っただろうか。
自己解釈を加えず、冷静に考えてみましょう。
気持ちを我慢する前と、違った解釈が見えてきませんか?
苦しいと思っていた原因が見えてくるはずです。
ブロックを外すのは容易ではないけれど
ここまでHow to的に「ブロックの外し方」のようなことを書いてきましたが、私自身がまだまだブロックを外している過程にいます。
長年強固にかけていたブロックは、そう簡単には外しきれず、それが元で「自信がない自分」が頻繁に現れるのです。
でも、まずブロックに気づくこと。
その存在に気づけば、必ず外すことができます。
少なくとも、私はそう信じてます。
もしそれでも「主張するのが恐い」なら。
コメントでもいいので、連絡してみてください。全部読みますし、お返事もします。