セルフリライアンス〜もっと自分を好きになる方法

自己受容ナビゲーター。元アパレル勤務のアラフォーこじらせ女子・ミサキの、ダイエット、ファッション、メイク、ボディコンディショニングなどの体験記。コンプレックスを克服するためのライフハックなど。

本当に「自分に似合うもの」を知る、たった一つの方法とは?

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こんにちは、自己受容ナビゲーターのミサキです。

毎週土曜日の朝、私には日課があります。
それは某局のテレビ番組の、視聴者変身企画を見ること。
オシャレをする機会がなかった人が、プロの手を借りて全身変身するアレです。

私はこの手の企画を見るのが大好きです。
そして、本当に良くなったのか?ダメだとしたら何がダメなのか?
それを分析することが半ば趣味なのです(笑)

 
週替わりでスタイリストも違い、変身対象も女性社長だったり嫁姑だったり、あるいはお父さんだったり、色々とバリエーションがあります。
そして、7割くらいの確立で失敗するのです。


もちろん番組的には毎回大成功と言っています。
見に来た家族が感動の涙を流し、子供からは「ママきれい」といわれて本人が泣き、スタジオゲストも場合によってはもらい泣き。

ですが!

正直、どう見ても似合ってないことが多い。
キャラに合っていない確率が高すぎるのです。
(ある回では、見に来た父親が微妙な顔で「まあプロの仕事だから・・・」と言葉を濁したことがありました、笑)


この現象、おそらく様々な大人の事情のせいだと思うのです。
対象者が決まるより前から、着せる服のブランドが決まっているとか、そんなところでしょう。
その証拠に、ヘアメイクは失敗率が少なく、スタイリングだけがダメなケースが圧倒的に多いです。

まあテレビですから、それは仕方ない。
仕方ないのですが、こういう「大人の事情」って、実はテレビじゃなくても潜んでいます。

舞台はいわゆる服屋だったり。
あるいはデパートの化粧品売り場であったり。
店員の接客が嫌だという人は多いですが、その理由の大半は「売りつけられそう」という気分の悪さです。
この「気分の悪さ」こそ、「大人の事情」の正体なのです。

ですが、この「大人の事情」をあらかじめわかっていれば、接客を怖れることなく、販売員を味方につけることが出来るのです。
知識と情報を持つ販売員のチカラは大きいので、より良いサービスを受けるには、お互いの立ち居地を正しく理解しておくことが重要です。
アパレル販売歴15年のミサキが、お買い物のススメをお話します。

販売員の仕事は、「商品を売ること」

販売員の仕事のひとつは接客ですが、ただお客様の相手をしていればいいという訳ではありません。
彼(女)等には売上目標が課せられているため、より良い接客でお客様を買う気にさせなければなりません。

しかも、多くのショップでは一日の目標客単価や重点販売商品が設定されています。
一人に複数点買わせるためのセット販売テクニックを磨いたり、重点商品の販売目標数をクリアするための工夫も忘れません。

つまり、お客様に合わせた接客トークを繰り出しながら、頭の中は大量の情報処理のためにフル回転。

これが同時に、しかもお客様にそれと気付かれないように自然に誘導できるのは、かなりの高スキルの持ち主ということになります。

ところが、販売員全員がこれほどの高スキルの持ち主、とはいかないのが現状です。
それは責めるべきことではなく、キャリアを重ねるうちにスキルアップすればいいのですが。

問題は、「接客嫌い」のお客様は、スキルが発展途上の販売員に当たった経験から、販売員を毛嫌いしてしまっているということです。

「売りつけられる」という感覚は、おそらく、販売員が売上目標や重点販売商品のことを気にしすぎた結果、それがバレバレになってしまった時に発生します。

  • 似合ってもいないのに「お似合いですよ~!!!」と猛プッシュされた。
  • いらない商品をやたら薦めてくる。
  • ゆっくり一人で吟味したいのに、放っておいてくれない。
  • 話したくもない世間話を振られてウンザリする。


接客嫌いの理由は、大体こんなところでしょう。
私も、こんな接客を受けてウンザリしたことは何度もあります(笑)

ですが。
販売員も人間なので、明らかに相手の反応が悪い場合、食い下がってくることは少ないものです。
(たま~に、その辺りの忖度ができない販売員もいます。その場合、わかりやすく反応してあげましょう)

「検討します」
「もう少し見せて下さい」

この2大ワードで、大抵の販売員は離れてくれますので、うまく断われない人は覚えておくといいでしょう。

販売員を味方にするには、「見込み客」になること

販売員はその日の売上目標にも追われていますが、長期目標として「ファンを増やす」としているショップがほとんどです。
「ファン」になってもらうためには、お客様の満足度を上げなければなりません。


では、お客様の満足度を上げるには、どうしたらいいのか?


それは、本当にお客様のためになるようなサービスを提供することしかありません。


客単価を上げるためのセット販売は、お客様が「両方あった方が更に良い!」と納得できれば、押し売りではなく親切になります。
また重点販売商品は、会社がある程度売れるという自信を持って作りこんでいるので、お客様のニーズに合う場合が多いので、うまく薦めれば喜ばれることも多いのです。


でも、これだけでは「ファン」とまではなりせん。
「ファン」になるには、もっと「私の為にここまでしてくれた」という大きな満足が必要です。


デキル販売員は、お客様とのトークから、隠されたニーズやウォンツ(潜在的に欲しいと思っているもの)を探り当てることが出来ます。
そこから、お客様本人が想定している以上のサービスを提供することで感動を呼び、ファンを獲得していくのです。


ところが、多くの販売員はこのレベルに達していないので、ニーズやウォンツの掘り起こしが不十分なので、想定を上回るようなサービスを提供できません。


ならば、どうするか。


「こんなのが欲しい」「こんな感じのがあったらいいな」とこちらから言ってしまうのです。
そうすれば、スキルが不十分な販売員でも、彼(女)等が持っている情報を駆使して、私たちが欲しいサービスを提供してくれます。


ここまでコミュニケーションが出来れば、販売員からは「見込み客」として扱われるようになるため、今この場で押し売りをされることはほとんどなくなるのです。


「本当に似合うもの」を販売員が提供できないワケ

私は最近、ヘアメイクやファッションコーデのお仕事をしております。
(このブログが色々なきっかけになっております!ありがたい!)
そこでお客様から、こんな声をよく聞きます。

「デパートの美容部員さんにメイクしてもらったことはあるのだけど、なんか全然別物みたいになっちゃって、好きじゃなかった」
「なんかすごい塗られて、テッカテカにされてしまった」

美容カウンターあるある、ですね。

どうしてこうなってしまうのか?
先程お話ししたように、美容部員の仕事は「商品を売ること」だからです。


販売員は、自店の商品のテイストが似合わないお客だからといって、追い返すことは出来ません。
なぜなら、お客様は「今は似合わないかもしれないけど、そのお店のテイストに憧れている」という場合もあるからです。


ただ、お客の立場からすると、そのお店の商品が似合わないかどうかも判断出来ないことが多い。
似合わないと知っていれば、初めから来店しない人が多いでしょう。


来店された以上、テイストが違っていても、自店の商品をプレゼンするのが、販売員の仕事。
ここで、ズレが生まれるのです。


これは、販売員にはどうすることも出来ません。
本当にお客様に似合うものが何処にあるかわかったとしても、チラリと紹介するくらいが限界です。
よほどのことがない限り、持ち場を離れて他店まで連れて行くわけにはいきません。
これがショップ販売員の限界なのです。

似合うものが知りたければ、お店に縛られないアドバイザーに頼もう

「今の自分に似合うものを知りたい」

そう思うなら、ショップ販売員ではなく、フリーのメイクアドバイザーやパーソナルスタイリストに依頼するのが近道です。
また、百貨店によっては「ファッションコンシェルジュ」のようなサービスを行なっているところもあります。
いずれにせよ、一つのお店に縛られることなく、お客様のテイストに合わせたチョイスができることが魅力です。


「選んでもらうのにお金を払うなんて」という人もまだまだ多いのが現状ですが、このようなアドバイザーはお客様のニーズの掘り起こしを丁寧に行うので、買い方に無駄がなくなります。


しかも、自分では似合わないと思い込んでいたテイストでも「本当は似合う」という発見をさせてくれるので、選ぶ楽しみや幅が広がるのです。


ビジュアルのことはプロに任せるべし

美容院に「○○(芸能人の名前)みたいにしてください」と写真を持っていっても、仕上がりがイメージと全然違ったなんて話、よく聞きますよね?
この現象、髪型は確かに同じでも、骨格や髪質の違いで全くベツモノに見えてしまうという良い見本でもあります。

メイクやファッションでも、それは同じです。

ところが、じゃあ自分にはどんなものが似合うのか?となると、なかなかわからない。
一言で「似合う」と言っても、具体的に何をどうすれば良いのか判断するには、知識や情報が必要で、それはすなわちプロのスキルなのです。

であれば、それを知りたければプロの手に一度かかってみるのが近道。

自分に似合う「基本スタイル」を知っておけばアレンジもしやすいので、買う楽しみはグッと増えるのです。


「新しい自分に出会えて、すごく楽しかった!」
「欠点だと思ってたパーツが、嫌じゃなくなった」
「こんな服も着て良いんだって、新たな発見だった!」

こんな声をお客様から聞く度に、もっとみんなが気軽にプロの手を借りてくれたら良いのに・・・と思います。
装うことは、本当はもっと楽しいって、気付いてくれたら嬉しいです。



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