②自分が嫌いでしょうがないあなたへ〜自己受容への道のり②
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今回は、自己肯定感が極端に低かった私が、それを克服し、自己受容を手に入れるまでのまとめ「その②」です。
こちらの記事の続きになります。
misakinha.hatenablog.com
前回の記事で「メンタルの浮き沈みが激しいのは、単なる性格ではなく、原因があるのでは?」ということに思い当たるまででした。
今回は、その気づきを得てからのことを纏めます。
アダルトチルドレンの自覚
「メンタルに何らかのブロックがかかっていると思う」
人から指摘されて、そのブロックのことについて考え始めました。
言動に一貫性が無かったり、他者を思いやれず自己完結的になる思考は、そのブロックによるものだというのです。
そう言われても、すぐにそのブロックがわかるわけでもなく。
その時期から「メンタルブロック」について、何となく調べ始めました。
そんな時、目に留まったあるネット記事。
そのことに言及したコメントの中にあった「アダルトチルドレン」という言葉。
妙に引っかかるものを感じて、アダルトチルドレンについて調べた結果、見事に自分が当てはまったのです。
この過程については、こちらの記事で詳しく書きました。
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アダルトチルドレンであると、自己診断ながらほぼ断定した私。
そのことを記事にしたところ、コメントで専門書を読むことを勧められます。
そのタイミングで、amazonほしいものリストでどなたか読者様からこの本を頂きました。
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じっくり読みました。
ワークもやってみました。
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そして、あることでメンタルが落ち込んだ時、インナーチャイルドに会うことが出来たのです。
インナーチャイルドとの出会い
さびしい
悲しい
私なんかどうでもいいんだ
どうせ私なんていない方がいいんだ・・・
メンタルが大きく崩れて、身近な誰かに八つ当たりしている時に必ず出てくるこれらの言葉。
これ、全部インナーチャイルドが言ってる言葉です。
*
ここまで読んで、「スピ系の話か、なーんだ」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
どうして、それらの言葉が「インナーチャイルド」が言ってると思うのか?
実際に落ち込んだ原因を考えると、大抵そこまで自己否定するほどの事ではないのです。
何かしら自分に過失があっても、それは全人格を否定するものではありません。
頭の中の冷静な部分がそれに気づいても、これらの自己否定ワードが止められない。
感情が全くコントロール出来ない状態です。
理屈は通ってない。
この感情は正しくない。
なのにどうして止められないのか?
*
強烈な自己否定の嵐を止められなくなったある時、それをぶつけている相手から「まるで子供が駄々をこねてるみたい」と言われました。
「子供?」
「そう、子供。
子供が見えるんじゃない?」
言われて、目を閉じ、感情の底を探りました。
「私なんかいらないんだ」「こんな私いないほうがいいんだ」
・・・。
「・・・寂しい」
自己否定の根っこにあったのは寂しさでした。
寂しくて、泣いている、何か。
子供?
嵐のような感情を掻き分けて見つけたのは、5歳くらいの頃の私でした。
寂しくて寂しくて、でもいい子でいなくちゃと思って、寂しいって言えなかったあの頃。
あの時抑えてしまった気持ちは、無くなったわけじゃなかったのです。
見えなくなっていただけで、しっかり残っていた。
その気持ちを持ったインナーチャイルドが、ことあるごとに私を感情の嵐に巻き込んでいたのです。
インナーチャイルドの存在を自覚し、それと向かい合いながらもがいてきた様子は、この辺の記事に書きました。
misakinha.hatenablog.com
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インナーチャイルドが暴走したときのことはこの辺りに。
misakinha.hatenablog.com
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インナーチャイルドの癒し
寂しくて泣いている私のインナーチャイルドは、長い間放っておいたので、癒すのに時間がかかりました。
なかなかうまくいかず、揺り戻しのように暴走して、その度にまた苦しみました。
でも。
根気よくワークに取り組んでいるうちに、かなり癒されたようで。
最近は暴れることも随分減り、何かあっても早めに落ち着けるようになりました。
そのためにしてきたこと
まずはじめに取り組んだのは、寂しかった気持ちをしっかり感じつくすことでした。
良い子でいようとして、抑えてしまった感情。
それを解放したのです。
これは、勇気がいることでした。
なぜなら、親への恨みが溢れてきてしまう可能性があるからです。
(ちなみに、感情の解放は安全な状態で行うべきです。
信頼できる人の前で行うのが望ましい。
気持ちが溢れ出た時、受け止めて分かち合う誰かがいた方が良いのです。)
私の場合、結果として親への恨みは現れませんでした。
もちろん、その時悲しかった気持ちはありますが、悲しみ尽くしたらある程度気が済んで、穏やかになれました。
ちょうど、子供が泣き止むような感じです。
インナーチャイルドの癒しの先へ
ある程度インナーチャイルドを癒せたら、気持ちの嵐は随分減りました。
でも、今までずっと自己否定し続けてきたので、その考え方が当たり前になっていました。
この「思考のクセ」を直さなければ、自分を好きになることなんか出来ません。
ちょうどこの頃、そのためのヒントになるアドラー心理学と出会います。
自己受容のヒント、アドラー心理学
長くなるので、今回はここまでにします。
次回はアドラー心理学との出会いと、それによる気持ちの変化についてです。
自己受容への道のり、取り組み始めてから今回書いたところまでで、約2ヶ月くらいです。
3ヶ月で、人は変われます。
私は少なくともそうでした。
劇的に変わるのが、最後の1ヶ月。
それについては、また次回に。
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