セルフリライアンス〜もっと自分を好きになる方法

自己受容ナビゲーター。元アパレル勤務のアラフォーこじらせ女子・ミサキの、ダイエット、ファッション、メイク、ボディコンディショニングなどの体験記。コンプレックスを克服するためのライフハックなど。

「好きなもの」を増やすと、自分を好きになる

今朝Twitterで、こんな言葉が流れてきました。

F太 on Twitter: "好きな人がいると素敵になっていくのは、嫌いな人の事を考える暇がないからだ。"

twitter.com

 

これ、ホントにその通り。

「好きな人(もの)」に夢中になると、他のことを考える余裕なんかなくなる。

まして、嫌いなことを考えるヒマなんか、全然ない。

 

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「好きな人(もの)」は恋愛対象に留まらない。

アイドルでも芸能人でも、ペットの猫だってそうだ。

それらのことを考えると、ドキドキワクワクしたり、愛おしくてホッコリしたり。

自分の子供がいて、まだ小さかったら、可愛くて仕方ないだろう。

 

 「嫌い」のパワーは確かにしつこくて、一度気になると、それはなかなか拭えない。

接客業の時に聞いたことがある「ハインリッヒの法則」によれば、

人は不満があると9〜10人に話すが、それが解決したことは5〜6人にしか話さないそうだ。

つまり、「嫌い」の方が感染力が高い。

 

でも、「好き」のパワーは「嫌い」よりも実は強い。

確かに多くの他人にそれを話すことはないかもしれないけど、

自身に及ぼす影響は「好き」の方が圧倒的に強い。

なぜなら「好き」に対しては多くの時間を割こうとするからだ。

 

「好きな人」とのデートは、どんなに忙しくても時間を作る。

「好きなアイドル」のライブは、どんなにチケットを取るのが大変でも、

あらゆる手を尽くして入手しようとする。

「好きなペット」と遊ぶために、早く帰ろうとする。

 

「好き」に時間を割くために、人は最大限の努力をする。

だから、「好き」を考えている時、「嫌い」は入り込む余地がない。

 

 「嫌い」は自分を醜くする

「好き」に人は時間を割くけれど、「嫌い」はどうだろう。

「嫌い」のために、人は時間を割かない。

(時間を割いてまで「嫌い」を行動に表す場合、それは「嫌い」ではなく、

「好き」の裏返しなんじゃないかと、私は思う)

「嫌い」は人の時間の隙間に入り込んでくるものだ。

すなわち、暇を持て余していると、「嫌い」は容赦なく侵食してくる。

あるいは、すでに「嫌い」という気持ちに満たされてると、さらに集まってくる。

 

ただ無為の時間をぼんやりしてることが多いと、

「嫌い」はあっという間に心を埋めてしまう。

悪意のあるゴシップに夢中になったり、人の悪口を言ったり、

これは「嫌い」の仕業だ。

暇な自分とは違う人への、ある種の嫉妬だ。

そういうことばかり言っていると、同じような人ばかり集まってきて、

「嫌い」は大きなコミュニティさえ作り出す。

負のオーラ満載の、近寄りがたいグループ。

みんな嫌な表情で、とても醜い。

 

あるいは、暇ではなくても、その忙しさの原因が「好きなもの」じゃなかったら、

それはすでに「嫌い」が満ちた状態だ。

自分の時間を「嫌い」が満たしている忙しさもまた、負のオーラを放ち、

他者を遠ざける。

眉間にはいつの間にかシワが刻まれ、目つきも悪くなる。

表情がくたびれてきて、化粧のノリも悪くなる。

これは、美しくない。

 

 「好き」を増やすと、自分が好きになる

 「好きな人」なんてそんなに現れないと言われそうですが、

「好き」の対象は人じゃなくてもいいのです。

 

例えば、食べ物。

大好きなスイーツを、話題のカフェで食べる。

大好きなお酒を、素敵なバーで飲む。

大好きな焼肉を、思いっきり食べる。

 

あるいは、趣味。

大好きな映画を、誰にも邪魔されずに映画館で観る。

大好きな旅行の計画を立てる。

大好きな洋服を探しに、買い物に出かける。

 

「好き」にはこうやって、あなたの時間を費やしてあげればいいのです。

なにも「人」である必要はありません。

 

 自分の時間を「好き」で少しずつ満たしていくと、心が穏やかになります。

そんなに好きじゃなかった仕事も、「好き」のために時間を作りたいから、頑張って早く片付けたり。

「好き」を考えるだけで心がワクワクするし、幸せな気持ちになります。

 

そうすると、表情が変わる。

使う言葉が変わる。

行動にパワーが生まれ、日常がアクティブになっていきます。

周りに集まる人も、自然とポジティブな人が増えてきます。

こうなれば、しめたものです。

  

「好きなこと」を書き出してみる

 本当は「好きなこと」って、誰もがあるはずなのです。

ただ、「嫌い」が心に入り込んでいると、それは見えにくくなってしまいます。

 

もし「好きなこと」がうまく思い出せなくなったら、ぜひ書き出してみましょう。

いつも使う手帳でもいいし、携帯のメモ帳でもいい。

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書き出すのは本当に些細な「好き」からでいいのです。

○○のパンケーキ、旬の栗ご飯、××の香水の匂い、フワフワのタオル・・・

ひとつずつ、しっかりと思い浮かべながら書きましょう。

・・・書きながら、ちょっと笑顔になってる自分に、きっと気がつきます。

 

「嫌い」が胸いっぱいになってしまいそうな時、

「好きなものリスト」を見直してみましょう。

「嫌い」に心を明け渡してはいけません。

 

 「好き」が増えると、自分を好きになれる 

私はもともと自己評価が非常に低く、自分に自信がないタイプです。

なので、よく心が「嫌い」で一杯になります。

嫌い、自分が嫌い、大嫌い。

そんなふうに自分を呪って、泣いたりする日がたくさんあります。

 

でも、そんな時は「嫌い」を安全な方法で一度吐き出してから、

「好き」を少しずつ思い出します。

(吐き出し方は、よく考えましょう。絶対安心な誰かに聞いてもらうなり、

どこかに書き綴るなり、注意深く。)

「好き」を見つける感度を、鈍らせないように。

 

 

ブログに綴る色々は、「好き」を見つける私なりのやり方だったりします。

読んでくれるあなたの「好き」を見つけるヒントになればいいな、と思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

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