自分に自信がなさすぎるので、ストレングスファインダー(アプリ版)をやってみた
このブログは「自分を好きになる方法」と名打ってますが、このタイトルにはもちろん思い入れがあります。
私は色々な理由から、恐ろしく自己評価が低いです。
何をやっても自信に繋がりません。
「出来ること」を評価できず、「出来ないこと」ばかりを考えてしまいます。
考え方も「10か0か」になりがちで、どうしても出来ないことに直面すると、出来ていた事の価値も全く無くなり、「自分はダメな人間だ」と落ち込むばかり。
その理由がどうやら、子供の頃の出来事に起因するらしいことに気づいたのは最近のこと。
でもこれを克服するには、とても長い時間がかかりそうです。
(この話は、また別の機会に)
ただ当面の間、この自信のなさを少しでも軽減する方法を見つけたい。
それなら、具体的に自信がないことを一つずつ無くしていけばいい。
その一つが「体重」だったからダイエットをしてみたりした訳です。
一つ克服すると、気分の良くなることも少し増えます。
この「少し」も、いくつか集まればそれなりの大きさになるはず。
そのための方法を、ここに記しているという訳です。
強みを教えてくれる「ストレングスファインダー」とは
そしていつものごとく、自信をなくして鬱気味になっていたある時。
「ストレングスファインダー」なるものの存在を知ります。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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この本を買うと中にシリアルナンバーが封入されており、そのナンバーを指定されたネットのサイトに打ち込むと、一回だけ「ストレングスファインダー」というテストを受けられる、というもの。
アメリカのコンサル会社・ギャラップ社が開発したツールです。
質問は177あり、回答にかかる時間は40分近く。
これで自分の強みとされる特性の上位5つを教えてくれるそうです。
自信を無くしていた私は、どうしても「人より秀でたもの」の情報が欲しくて仕方ありません。
書籍を買おうと思いましたが、我が家のネット環境は壊滅状態。
というわけで、iPhoneで出来るアプリ版をダウンロードしました。
上位5つの強み
さて、私の場合、このような強みがでました。
…なんのことやら、ですよね。
要素をざっくり噛み砕いてみます。
①未来志向
未来のことを思い描く能力。
思考が先のことに向かっている傾向。
②慎重さ
文字通り、何事にも慎重。
検証してからでないと動かない。
③回復志向
問題解決が得意。物事を解決し、あるべき状態に戻そうとする傾向。
④調和性
そのまんま。争いを好まず、集団の和に重きをおく。落とし所を探すのが得意。
⑤個別化
個性を重んじる傾向。それぞれの個性に応じて、個別対応ができる能力。
結果分析
この結果を見て、はじめはどうもピンと来ませんでした。
というのは、自分にとって当たり前の考え方ばかりだから。
でも、能力というのは「自分にとっては当たり前」でも「他人から見ると優れている」ということ。
意外な結果ではなかったのは、当然なのです。
さて、わかりやすいところから。
「調和性」と「個別化」は、団体の中での意見調整に適しています。
それぞれの立場や個性を考慮しつつ、対立するものを取り除き、全員の妥協点を探す。
ざっくり言えば「まとめ役」的なポジションが向いてそうです。
「回復志向」で問題を解決し、「慎重さ」で検討を重ね、「未来志向」で目標設定する。
つまり、「企画立案および遂行計画を立てる」という作業が向いてるということ。
実現可能かを含めて検証してから立案するので、失敗は最低限で済みそうです。
そう言えば確かに、イベントの企画を立てたりするのが好きだし、メンバー間の諸々の調整もよくやっているような…。
「強み」を自覚するということ
「強み」って、こうして言われると、思ったより地味です(笑)
もっと劇的な自信になるようなキーワードが出てくるかと思ったので、ちょっと肩透かし感もありましたが、案外そんなものなのかもしれません。
でも、それを受け入れることで、自分にとって「気持ちよくできること」「好きではないこと」の理由がよくわかるようになりそうです。
これを活用していくのは、むしろこれから。
「強み」の自覚が自分にどんな自信を生むのか、しばらく見届けてみたいと思います。
かなり詳細なテストなので、¥2000以下で受けられるのは、そんなにお高くないかなあと思います。
皆さんもぜひ、「強み」を見つけてみませんか?